丸太の看板
国道195号沿いに、那賀町林業ビジネスセンターの看板が設置されました。
杉の丸太を利用した大きな看板です。
「どのくらいの大きさぞ?」と測ってみました。
直径210㎝越え。巨木です。
この杉の木は、木頭西宇にある西宇神社の境内にありました。
御神木を伐ると祟りがあるとか不幸がおきるとか言われ、伐るのを嫌がります。
でもだからといってこのままだとどうなるのか……。
巨木になると、外から見てもわからないけど中心部に空洞ができてきます。
これは幹に菌が入って中を腐らせてしまうからだとか。
もし暴風や雪の重みで倒れてしまったら……人家や生活道に大きな被害が起きます。
そうなる前、今のうちに伐らねばならなかったということです。
御神木を伐る決断はなかなか難しいですね。
今回、数百年西宇地区を見守ってきた杉の木に、看板として新しい役目をお願いしました。
これからは那賀地域の林業を見守ってくれるでしょう。
しかし丸太の上の『山師』のおっちゃんやチェンソーが小さく見えますね。
こんな巨木を切り倒す『山師』のおっちゃん達の技術にも驚きです!!!