キノコの女王
「珍しいキノコあったわ~」と、うれしそうな職員。
毎日のように山中を歩いている森林組合の職員が「初めて見た」とニコニコ顔。
黄色のレースをまとったキノコ。
『ウスキキヌガサタケ』
スッポンタケ目スッポンタケ科キヌガサタケ属。
レースのドレスをまとった様な姿からキノコの女王と呼ばれています。
卵状の殻から茎を伸ばし、レース状のマントを広げ、胞子を放出し、しぼんでしまう。
『数時間しか見ることのできないキノコ』だそうです。
美しい姿とは裏腹に、くさい臭いを放ち虫をおびき寄せて胞子を運ばせる戦略家。
最後は、おびき寄せた虫に食べられてしまうのだとか……。
自然はホントに面白いですね。
食用にもなるそうですが、食べる勇気は……無いですねぇ~(笑)